積造形オンラインマニュアル(最終更新日 2025年6月3日)
葉陰などに見られる、小さなその名のとうりの虫を、単純化した作品です。(これが一番簡単だと思います。) 1975年頃から断続的ではありますが、遊びの造形として造り続けて来た中のひとつです。当初はコンピュータが無いので、 全てラフスケッチと製図具による手作業でした。その時点でコンピュータは十分に意識していましたので、このような部分を 積み重ねてひとつの形を造り上げる方法をとりました。積造形と名付けています。 最初の作品の再検討も含め、現在は二次元CAD(コンピュータによる製図)と三次元CG(コンピュータグラフィックス)を 利用しています。 注) (有)クレア・デザイン時代の作品もそのまま掲載しております。 これらの作品を造るには時間と根気が要りますが、制作する方自身のアイデア次第では模型を作るのとは違った、独創性 を発揮できるかと思っています。従いまして、このキットは可能な限り造る方の創造性を重視した、ソフト面の提供が主眼です。 又、大変な作業になりますが、厚手の大きな段ボール紙を利用すれば、人が実際に乗って遊べる位の作品も作れます。 実際のカメムシについてひとこと 当所の小さな庭にブラックベリー(木苺)の蔓木がありました。毎年、七月から八月にかけて二センチ位の実がなります。 カメムシはどういう訳かこの実が好きなようです。実を取ろうとすると、手に付き、その臭いに閉口しました。 このマニュアルはコンピュータグラフィックス(CG)による作品制作の補助的な説明と他の一連作品などの紹介です。 カメムシの組み立てキットに含まれるもの このキットは当時(クレア・デザイン)のものです。今となってはさすがに3.5インチFDは無理でしょう。 A4サイズの段ボール紙の部品図(N0.1~2) 計2枚 予備のA4サイズ段ボール紙 1枚 A4サイズの組み立て説明図 1枚 3.5インチFD(CGによる完成予想図や作品例、及び、制作の留意点などを収納) 1枚 注)接着材、絵の具、道具等は含まれておりません。 使用道具の一例
別紙の組立方法を読む際には下記のワンポイントも参考にして下さい。 造る時のワンポイント1 部品をひとつずつカッターナイフで切り取る所から始まります。(多少の力が要ります。) 可能な限り正確に切るのが 望ましいですが、紙素材なので、融通がききます。それ程神経質になる事は無いですが、組み上がると、とても丈夫です。 造る時のワンポイント2 絵の具の種類は問いませんが、水性アクリルが塗りやすく、又、乾燥後は耐水性なので良いでしょう。絵の具の粘り具合 は余り水っぽいと段ボール紙が剥がれる上に、色付きも良くありません。少し固めがお奨めです。最後に透明ラッカーを 吹き付けるか、又は刷毛塗りで仕上げると光沢と丈夫さが更に得られます。 造る時のワンポイント3 段ボール紙の波目が透けるようにすると光の具合がきれいになります。絵の具が波目に詰まったら先のとがったピンセット で絵の具の乾燥後に穴をあけて下さい。手間はかかりますが、作品の出来栄えを大きく左右します。 (馬の頭部の写真を参考にして下さい。)
以下の写真で造る為の補足説明をしています。参考にして下さい。完成品の寸法 約12×6.5×4CM
応用作品を造る時のワンポイント
他の組み立てキットの紹介と作例 (大きさは全て掌にのる位です。)
|
![]() Alt + I (Edge用) |